今考えると「社会」って科目名は、他の教科と比べるとズバ抜けて曖昧。小学生ながらに、「道徳」だって「あぁ、なんか道徳的なことするんだな、ピンポンダッシュは奨められない世界なんだな」って思えたけど、「社会」って。親の腹出たらもうそこは社会っすよ。
強制捜査のノックの音 諸行無常の響きあり 東京拘置所の3畳間 盛者必衰の理をあらはす 驕れる人も久しからず ただITの世の夢のごとし 古典の時間に学んだ名作も今になってその有り難みがわかるものです。 自分も人ごとに思えないのは、過去の思い出はいつだって美しく粉飾決算されてるから。 最近よくテレビに出る、あのエロアーティストはなぜ売れるのか。 なぜベストアルバムは120万枚売れるのか。 それが気になって気になって、いつも夜は塀を飛び越える羊が10000を超えてしまうので、いろいろ考えてみた。 ある研究所の市場調査によると、この露出が多いのが取り柄のエロカワなアーティストが売れるのは、その主要な購買層pms1層の役割が大きい。 pms1層とはpureでmutturiなsukebeである10代の男性のことだ。 かれらpms1層は次の様な特徴を持つ。自我の確立期にある彼らは感受性が豊かで、他人の自分に対する評価を何よりも気にする。一方で、他人並みにちょっとエッチな世界にも興味を持ち始める年頃であるが、もちろん同級生がするようにコンビニで成人向け雑誌を購入するなど大胆な行為に、彼らが踏みきれるはずみない。 彼らの他人の目を気にする性質と同時に、彼らの純粋さがそれには関係しているだろう。つまり彼らはその類の雑誌の持つ、本質的な欺瞞に気付いている。どこか、「そんなわけないだろう」と信じている。 そんなpms1層が目指す最大の目標とは、他人にスケベであることが気付かれないくらい自然に、セクシーなものを目撃する、というものである。 そこで恰好の対象となるのが、くだんのエロカワである。 今が旬のエロカワは、テレビをつければ毎日と言っていいほど映像が流されている。彼らにとっては、アホなPVを見てドキドキすることができ、それも家族を始め周りの人には音楽番組を見ているようにしか見えない。 これぞpms1層が待ち望んだものである。あるときpms1層は重要なことに気がつく。エロカワのPVは、彼女がもっと売れればもっと長く流れるのではないか。 しかしそこは他人の目を必要以上に気にする彼ら、エロカワのCDを持っていることが家族友人に見つかったらハラキリものである。 買えば流れる、持つのはイヤだ、という板挟みに悩まされるpms1層。 自分以外の誰かが買うことを信じたいが、全員が他人をアテにしていたらCDが売れなくなってしまい、そうするとエロカワがテレビに出なくなる。 背に腹は代えられまいと、彼らは一歩を踏み出し、CDを購入する。 彼らはこうして一段大人への階段を上る。 そして、音楽番組を見てドキドキする。
by ginbagatoreta
| 2006-01-27 20:48
| 毎日のこと
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